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「金曜日の砂糖ちゃん」
¥1,540
作 酒井駒子 ❁.。.::.。絵本の小径から.。.::.。.❁ 酒井駒子さんの掬ってもこぼれ落ちていくような儚げな3つの物語と絵。この小さなサイズと素敵な装丁。宝物にしたくなる1冊です。ブラチスラバ世界絵本原画展金牌(2005)受賞作品。 【偕成社HP紹介】 子どもがひとりでいる時間を幻想とリアリズムの狭間で描いた短篇集。「金曜日の砂糖ちゃん」と呼ばれている女の子の話など3篇。 【刊行時に寄せられた酒井駒子さんからのメッセージ】 小さな本が出来ました。小さな本には、小さなお話が3つ入っていて、3つのお話には、それぞれ3人の子どもが棲んでいます。1つ目のお話は「金曜日の砂糖ちゃん」。“金曜日の砂糖ちゃん”と呼ばれている、小さな女の子が出てきます。時間は、いつもよりゆっくりと流れていて、時計の針は3時から4時までを指していました。2つ目のお話は「草のオルガン」。短靴を履いてランドセルをしょった男の子が出てきます。空は、だんだんオレンジ色になってきて、時計を見ると、いつのまにか5時を過ぎていました。3つ目のお話は「夜と夜のあいだに」。夜と夜、ポイントとポイントの間に目を覚ました女の子が出てきます。女の子はパジャマを脱いで、パンツ一丁になっています。時計の振り子は斜めな角度になったまま、さっきからピクリとも動きません。これら3人の子ども達は、絵の具とダーマトグラフとボールペンで描かれた後、編集の広松健児さんに大切に育てられ、デザイナーの祖父江慎さんの手で、本当に素敵に可愛らしくしていただき、ていねいな仕事で印刷され、そして、江國香織さんには宝石のような言葉を帯へと寄せていただきました。こんなに幸せな子ども達は、いないように思います。ほんとうに、ありがとうございました。これら大切に送り出された3人の子ども達、どうぞ手に取って、眺めてやってください。(酒井駒子) 【ブックデザイン】祖父江慎+cozfish 【発行日】2003年10月 【ページ数】61ページ 【サイズ】14 ×19 × 0.8 cm
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「子どもに贈るバースデイブック」
¥1,980
❁.。.::.。絵本の小径から.。.::.。.❁ 酒井駒子さんの優しいイラストとともに残す子どもへのメッセージ。18歳まで、親から子へ贈る言葉が記入できます。カバーを外すとブルーが美しいクロス装となっていて、大切に保管する贈り物に相応しい装丁なのも素敵です。 ▼詳しい使い方はこちらをご覧ください(福音館書店デジタルサイト)▼ https://www.fukuinkan.co.jp/detail_contents/?id=267 【福音館書店HP 紹介】 子どもへの思いをつづるメッセージブック。 子どもの誕生日をきっかけに、成長を祝う気持ちや思い出を、書きとめてみませんか。この本は、子どもをむかえる前後からその子が巣立つまでを、20の手紙のかたちでつづるメッセージブックです。酒井駒子の絵をたのしみながら、子どものすきなものを記録する・写真や絵をはるなど、自由にお使いいただけます。「ゆかいなおしゃべり」など個性があらわれる瞬間を記録できるページも。書きおえたあとは、成長した子への贈りものに。 【発行日】2024年10月10日 【ページ数】56ページ 【サイズ】22 × 18 × 0.8cm
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「ロンパーちゃんとふうせん」
¥1,320
作 酒井駒子 【白泉社HP紹介】 小さな女の子ロンパーちゃんは、お母さんと街に出かけて黄色いふうせんをもらいました。友達のようにとても大切にしていたのに――。「よるくま」シリーズで大人気の作家が描く愛らしい絵本。 【発行日】2003年3月10日 【サイズ】19.6 × 25.6 × 1 cm
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「B とIとRとD」
¥1,870
作 酒井駒子 【白泉社HP紹介】 ちいさな女の子の、澄んだまなざしの先にあるものは…。その女の子のこころの中に生まれるものは…。8編のショートストーリーで綴る、夢と現実のあわいの“不安”と“温もり”。珠玉の傑作絵本。 【デザイン】名久井直子 【発行日】2009年6月17日 【ページ数】64ページ 【サイズ】16.6 × 20.5 × 1.4 cm