-
「リスからアリへの手紙」 | Naffy装画・挿画 トーン・テレヘン
¥1,320
Naffyさんの装画・挿画がかわいい! 著者 トーン・テレヘン 訳 柳瀬尚紀 イラスト Naffy ❁.。.::.。絵本の小径から.。.::.。.❁ オランダの作家 トーン・テレヘン による大人向け童話です。 リス君、アリさんたちが取り交わす愛らしい手紙。綴られているのは、好きな食べ物や誕生日のこと、ささやかな問いかけ…。 それは、ユーモラスでありながら、読む人の心にやさしく響くやりとりです。 イラストレーター Naffyさん による装画・挿絵が、名久井直子さんの美しい装幀で仕上げられ、思わず飾っておきたくなるような一冊です。 大人が読んでも楽しめる、独特の間合いが心地よい、心にじんわり沁みる物語。 表紙も魅力で、贈り物にもおすすめの童話集です。 【河出書房新社HP紹介】 カタツムリ君、象さん、リス君、アリさん、熊君など、個性豊かなどうぶつたちが好きな食べ物や誕生日についてやりとりする。風に運ばれる手紙が伝える、オフビートで滋養に満ちた物語。 【装幀】名久井直子 【発行】2020年3月20日 【ページ数】112ページ 【サイズ】12.7 x 1.2 x 19.4 cm ☆★Naffyさんのその他の作品はこちらからどうぞ ▶︎https://ecomichi.base.shop/categories/6085242
-
「ミシンの見る夢」 | Naffy装画 ビアンカ・ピッツォルノ
¥2,695
Naffyさんの装画が目を惹きます! 著者 ビアンカ・ピッツォルノ 訳 中山エツコ 装画 Naffy ❁.。.::.。絵本の小径から.。.::.。.❁ 19世紀、階級社会イタリアで、お針子として自立を目指す女性の物語。お針子を雇うのは上流階級の人々。上流家庭の一見煌びやかな世界に起こる騒動と、その対極にある貧しい人々の、貧しさゆえに起こる不本意な出来事など、物語の展開に引き込まれる作品です。 カバーをとった装丁は洋書のよう。Naffyさんの装画と名久井直子さんの装幀もぜひお楽しみください。 【河出書房新社HP紹介】 19世紀末の身寄りのない日雇いのお針子の少女が、仕事を通して各家庭の様々な秘密を共有したり難題を乗り越え、成長していく。イタリアでベストセラー、ページをめくる手がとまらない! イタリアの国民的作家のベストセラー! イル・コルサーロネーロ賞受賞 19世紀末、階級社会の残るイタリア。コレラの流行で少女は次々と家族をなくし、祖母と2人のみが生き残るなか、裁縫技術を身につける。やがてその祖母も亡くなり、身寄りがなくなった少女は自立し、上流家庭のお屋敷に通って針仕事を請け負う。その際に偶然知ることになる、各家庭の驚くべき秘密とは……。自身にもふりかかるさまざまな出来事を乗り越えつつ成長し、ミシンひとつで、自由に力強く人生を切り開いた小さなお針子の波瀾万丈の物語。 【装幀】名久井直子 【発行】2021年3月30日 【ページ数】280ページ 【サイズ】13.7 x 2.7 x 19.8 cm ☆★Naffyさんのその他の作品はこちらからどうぞ ▶︎https://ecomichi.base.shop/categories/6085242
-
「独り言の多い博物館 」|標野凪 × 装画Naffy|大切な何かを取り戻す物語
¥1,760
大切なものを取り戻すために。新たな一歩を踏み出すために。 著 標野 凪 装画 Naffy ❁.。.::.。絵本の小径から.。.::.。.❁ 丘の上に建つ古いレンガの「別れの博物館」。 そこには、さまざまな思いを抱えた人々が、大切なものを預けに訪れます。 館内には、喫茶店に飾られていた<額>、帽子作家の<針>、数学教師の<名>……。 自分の物語をたどることで、訪れた人は少しずつ心を取り戻していきます。 著者はベストセラー『約束モード』の標野凪。 そして装画は、絵本の小径でもおなじみのNaffyさんが担当。 繊細であたたかな絵が、本書の世界観をいっそう引き立てています。 こんな方におすすめ • 忙しい日常の中で立ち止まり、心を整えたい大人に • 大切な人への贈り物を探している方に • Naffyさんの絵に惹かれる方に ⸻ ページをめくるたびに、自分の心に寄り添う一冊です。 【幻冬舎紹介】 新たな一歩を踏み出すために。大切な何かを取り戻すために。思い出の品、お預かりします。丘の上にある古いレンガの「別れの博物館」。さまざまな想いを抱えた人々が、今日も博物館を訪れます。 「別れの博物館」収蔵物リスト 館長の<数>、喫茶店に飾られていた<額>、帽子作家の<針>、手話ボランティアの<耳>、数学教師の<名>、着られることのない<服>……。 【装 丁】鈴木久美 【発行日】2025年7月 【ページ数】232ページ 【サイズ】 12.8 × 17 × 2.1 cm ☆★Naffyさんのその他の作品はこちらからどうぞ ▶︎https://ecomichi.base.shop/categories/6085242
-
「テリーヌの夢」 | Naffy装画 装画の美しさが目を惹く短歌集
¥1,980
著 藤本玲未 装画 Naffy 【左右社紹介】 言葉が生き物みたいだ。意志を持って出会い、寄り添い、新しい情感が生まれる。言葉が楽しいと、この世も捨てたもんじゃないんだね。ーー東直子 『オーロラのお針子』で注目の著者による、11年ぶりの第二歌集。 【装 幀】名久井直子 【発行日】2025年2月 【ページ数】168ページ 【サイズ】 12 × 18.8 × 1.2 cm ☆★Naffyさんのその他の作品はこちらからどうぞ ▶︎https://ecomichi.base.shop/categories/6085242
-
「幸せの列車」に乗せられた少年 | Naffy装画
¥2,420
著 ヴィオラ・アルドーネ 訳 関口英子 装画 Naffy 【河出書房新社HP紹介】 南部の困窮家庭の子を、一時受入れ先の北部の裕福な家庭へと連れていく列車。故郷の母への思いと新しい家族との生活で揺れ動く7歳の少年時代の物語と大人になってからの視点が心を打つ。 【装丁】 名久井直子 【発行日】2022年9月22日 【ページ数】256ページ 【サイズ】13.3 x 2.1 x 19.1 cm ☆★Naffyさんのその他の作品はこちらからどうぞ ▶︎https://ecomichi.base.shop/categories/6085242
-
「涙の箱」
¥1,650
作 ハン・ガン 訳 きむふな 装幀・挿画 junaida 【評論社紹介】 ノーベル文学賞作家ハン・ガンがえがく、大人のための童話。この世で最も美しく、すべての人のこころを濡らすという「純粋な涙」を探して。 昔、それほど昔ではない昔、ある村にひとりの子どもが住んでいた。その子には、ほかの子どもとは違う、特別なところがあった。みんながまるで予測も理解もできないところで、子どもは涙を流すのだ。子どもの瞳は吸い込まれるように真っ黒で、いつも水に濡れた丸い石のようにしっとりと濡れていた。雨が降りだす前、やわらかい水気を含んだ風がおでこをなでたり、近所のおばあさんがしわくちゃの手で頬をなでるだけでも、ぽろぽろと澄んだ涙がこぼれ落ちた。ある日、真っ黒い服を着た男が子どもを訪ねてくる。「私は涙を集める人なんだ」という男は、大きな黒い箱を取り出し、銀の糸で刺繍されたリボンを解くと、大小、かたちも色もさまざまな、宝石のような涙を子どもに見せた。そして、このどれでもない、この世で最も美しい「純粋な涙」を探していると話す。男は子どもがそれを持っているのではないかと言うのだが――。 「過去のトラウマに向き合い、人間の命のもろさを浮き彫りにする強烈な詩的散文」が評価され、2024年にノーベル文学賞を受賞したハン・ガン。本書は童話と銘打ちながらも、深い絶望や痛みを描き、そこを通過して見える光を描くハン・ガンの作品世界を色濃く感じられる作品です。 幸せな出会いが実現し、日本語版の絵はハン・ガン自身、長年ファンだったというjunaidaさんが担当。ハン・ガンが、「読者それぞれのなかにある希望の存在」としてえがいた主人公や、どこともいつとも特定しない本作の世界を美しく描き、物語とわたしたちをつないでくれます。2008年、韓国で発売され、本国では子どもから大人まで幅広い年齢層に愛されている本作。ハン・ガン作品との出会いにもおすすめの一冊です。 「きみの涙には、むしろもっと多くの色彩が必要じゃないかな。特に強さがね。怒りや恥ずかしさや汚さも、避けたり恐れたりしない強さ。……そうやって、涙にただよう色がさらに複雑になったとき、ある瞬間、きみの涙は純粋な涙になるだろう。いろんな絵の具を混ぜると黒い色になるけど、いろんな色彩の光を混ぜると、透明な色になるように」―本文より― 涙をめぐる、あたたかな希望のものがたり。 【装 幀】水野哲也(watermark) 【発行日】2025年8月 【原書発行年】2008年 原題「눈물상자 」(The Box of Tears) 【ページ数】88ページ 【サイズ】12.8 × 18.8 × 0.8cm
-
「お城の人々」
¥2,640
ひっそりと見え隠れする死を、愛や温かさ、アイロニカルで包む物語 著 ジェーン・エイキン 訳 三辺律子 装画・挿絵 さかたきよこ ❁.。.::.。絵本の小径から.。.::.。.❁ さかたきよこさんの装画・挿画がエイキンの世界観にぴったり!カバーを外した装丁も洋書のようで素敵です。 【東京創元社紹介】 人間の医者と呪いにかけられた妖精の王女の恋を描いたおとぎばなしのような表題作ほか、犬と少女の不思議な絆の物語「ロブの飼い主」、お城に住む伯爵夫人対音楽教師のちょっぴりずれた攻防「よこしまな伯爵夫人に音楽を」、独特の皮肉と暖かさが同居する幽霊譚「ハーブと自転車のためのソナタ」など、恐ろしくもあり、優しくもある人外たちと人間の関わりをテーマにした短編全10編を収録。 ガーディアン賞、エドガー賞を受賞した著者の傑作短編集 【発行日】2023年12月8日 【ページ数】230ページ 【サイズ】 13.4 × 19.4 × 2 cm
-
「ミ・ト・ン」
¥1,540
主人公のマイカがミトンに込めた愛が、少しでも今の世界に広まりますようにと祈らずにはいられません。 作 小川糸 画 平澤まりこ 【白泉社紹介】 波乱に満ちながらも、つつましく温かい生涯を送ったマリカのそばにはいつも美しいミトンがあった──。小説と版画が紡ぎだす愛しい物語。 【発行日】2017年11月 【ページ数】206ページ 【サイズ】13.5 × 19.5 × 1.7 cm
-
「黒い蜻蛉」
¥2,750
作 ジーン・パスリー 訳 小宮由 【佼成出版社紹介】 『怪談』『知られぬ日本の面影』『日本――一つの試論』。日本人も気づいていなかった日本文化の魅力・価値に気づき、世界に広めた人物、小泉八雲。自身の生い立ちに由来するコンプレックス、葛藤にもがいていたかつての彼、「ラフカディオ・ハーン」はいかにして「日本人・小泉八雲」となったのか。日本へ渡り、日本人の生き方や文化、そして妻となる女性、小泉セツに出会い、彼の人生はヤゴがトンボとなって飛び立つがごとく変わっていく――。アイルランド出身の著者が描く、空想と史実が織りなす魂の伝記小説。日本人とは何かという問いを、現代の私たちに投げかける。 【発行日】2024年8月30日 【ページ数】344ページ 【サイズ】13.8 x 19.6 x 2.6 cm