グリム童話「白雪姫」が、大人も魅了する素敵な絵本に。
挿絵はモノクロです。
再話・絵:ワンダ・ガアグ
訳:小宮 由
❁.。.::.。絵本の小径から.。.::.。.❁
ワンダ・ガアグが1938年に手がけた作品。日本では長い品切れを経て、版元・役者を変え、待望の復刊となりました。ドイツ語版「グリム童話集」から丁寧に再話されたガアグの語り口は、子どもだけでなく大人にも響く深い魅力があります。(翻訳は小宮由さん) 再話者の手腕によって物語の密度が大きく変わるメルヘン。耳で聴いても楽しめるように語られたワンダ・ガアグ版、ぜひ手に取ってみてください。東欧の民話のような温かみのある挿絵は、大人の絵本好きな方への贈り物にもおすすめです。
【瑞雲舎紹介】
白雪姫は、雪のように白いはだ、血のように赤いほほとくちびる、コクタンのように黒い髪の女の子です。継母の女王は、白雪姫のうつくしさがねたましくてたまりません。そこで女王は、毒りんごをつくって……晩年、グリム童話の再話に心血をそそいだワンダ・ガアグの傑作絵本!
【発行日】2025年6月
【原題】SNOW WHITE AND THE SEVEN DWARFS【原書発行年】1938年
【ページ数】64ページ
【サイズ】15.6× 21.6 × 1.1 cm