フェリクス・ホフマンの絵で楽しむグリム童話
作 グリム
絵 フェリクス・ホフマン
訳 せたていじ
❁.。.::.。絵本の小径から.。.::.。.❁
「ねむりひめ」はフェリクス・ホフマンが、次女のに贈った手作り絵本がもとになった作品。
抑えた色調の石版画と、父から娘への深い愛情が感じられる美しい表紙絵は見る人の心をそっと包み込んでくれるようです。
【福音館書店紹介】
茨の茂る城の塔に眠り続ける美しい王女。子どもがいない王さまとお妃さまのもとに、待望の女の子が生まれました。そこで、王さまは盛大なお祝いをひらき、うらないおんなたちを招待します。うらないおんなたちは、次々に王女に贈りものをしまが、ひとりだけ招待されなかったことを恨みに思った13番目のおんなが「ひめは、15になったら、つむにさされて、たおれてしぬぞ! 」と叫びます。うらないを恐れた王さまとお妃さまは、姫をお城の塔にとじこめてしまいます。
【発行日】1963年10月1日
【原書発行年】1959年 【原 題】「Dornröschen」
【ページ数】32ページ
【サイズ】22 × 31 × 0.8 cm