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「幸せの列車」に乗せられた少年 | Naffy装画
¥2,420
著 ヴィオラ・アルドーネ 訳 関口英子 装画 Naffy 【河出書房新社HP紹介】 南部の困窮家庭の子を、一時受入れ先の北部の裕福な家庭へと連れていく列車。故郷の母への思いと新しい家族との生活で揺れ動く7歳の少年時代の物語と大人になってからの視点が心を打つ。 【装丁】 名久井直子 【発行日】2022年9月22日 【ページ数】256ページ 【サイズ】13.3 x 2.1 x 19.1 cm
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「野ばら」 | 小川未明 松村真依子 手製本 サイン エディションNo入り
¥2,400
文 小川未明 絵 松村真依子 ❁.。.::.。絵本の小径から.。.::.。.❁ 胸を打つ小川未明の「野ばら」に松村真依子さんのつけられた繊細な絵が美しく、より胸に染み渡ってくる気がします。朱色と藍色で表現された2つの国。絵からストーリーが立ち上ってくるような素敵な作品です。糸にもこだわった和綴の贅沢な袋綴じ手製本。松村真依子さんのサインとエディションナンバーが入っています。 【よもぎBOOKS紹介】 1920年、小川未明が38歳の時に発表した童話「野ばら」。不朽の名作であるこの作品に2024年、作家・松村真依子さんが絵を添え、よもぎBOOKSが造本を担い、1冊の絵本をつくりました。大学の卒業制作で一度「野ばら」を題材に私家版絵本を作ったことのある松村真依子さん。 朱色と藍色の2色で2つの国を描いたり、袋とじの手製本で和綴じ仕様という鮮やかかつ和洋折衷な一冊に仕上がりました。「野ばら」をよくご存知の方も、初めて「野ばら」に出会う方も。この1つの舞台のような絵本で、童話に没頭していただけたら嬉しいです。 【発行日】初版 2024年6月27日 二刷 2024年12月27日 ※お届けするのは二刷版となります。 【サイズ】13.8 × 15 × 0.8 cm
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絵本「みどりいろのつりがね」
¥1,870
作 オトフリート・プロイスラー 絵 ヘルベルト・ホルツィング 訳 武本佳奈絵 ❁.。.::.。絵本の小径から.。.::.。.❁ 横暴な権力者に抵抗し、打ち砕かれてもなお庶民の心に寄り添う鐘。今まさにたくさんの人々の胸に響くお話だと思います。 【好学社HP紹介】 イワンという村人の畑からでてきたみどり色のつりがね。その美しい鐘の音は、なやみごとをふきとばし、こころに希望をあたえる魔法の力がやどっているようでした。噂をきききつけたロシアの皇帝はむりやり鐘を奪おうとしますが….。読んだ人の心にも希望の力がわくような、ふしぎでしあわせな結末をむかえます。 【発行日】 2023年11月 【ページ数】26ページ 【サイズ】 29.2 x 21.6 x 0.8 cm
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「ミ・ト・ン」
¥1,540
主人公のマイカがミトンに込めた愛が、少しでも今の世界に広まりますようにと祈らずにはいられません。 作 小川糸 画 平澤まりこ 【白泉社紹介】 波乱に満ちながらも、つつましく温かい生涯を送ったマリカのそばにはいつも美しいミトンがあった──。小説と版画が紡ぎだす愛しい物語。 【発行日】2017年11月 【ページ数】206ページ 【サイズ】13.5 × 19.5 × 1.7 cm
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「父さんの手紙はぜんぶおぼえた」
¥2,310
著 タミ・シェム=トヴ 訳 母袋 夏生 【岩波書店紹介】 オランダに暮らすユダヤ人少女リーネケは,家族と離れ離れになり,遠い村の医者の家にあずけられた.食料不足や病気の恐怖,身元を明かさぬまま仲良くなった友だち,そして危険をおかしても守ってくれた善意の人たち.奇跡的に保管されていた父親からの愛情あふれる絵入り手紙(フルカラー)とともに,戦争の日々がよみがえる. ■内容紹介 「また、おうちで会おうね。戦争がおわったら、すぐに――」ナチス・ドイツの占領下。オランダで暮らすユダヤ人一家の末娘、10歳のリーネケは、家族とはなれ、遠い村の医者ドクター・コーリー夫妻の家にあずけられました。リーネケは、ドクターの姪として村の学校に通います。食料もままならない窮乏生活、いつだれがユダヤ人をかくまっていると密告するかわからない恐怖、友だちにも決して自分の本当の名前や家族のことを話してはならない孤独、両親や兄姉と会えない寂しさ。リーネケの心の支えとなったのは、ひそかに届く父さんからの絵入りの手紙でした。小さな本のように綴じられた絵入りの手紙は、リーネケの心を楽しませようとする父さんの遊び心と愛情に満ちあふれています。手紙9通は奇跡的に保管され、現在イスラエルのロハメイ・ハゲタオット記念館に展示されています。この本は、リーネケ本人(現在78歳)から1969年生まれの作家シェム=トヴが当時のこと聞いて物語にまとめあげたものです。折々に丸覚えてしまうほどくり返し読んで味わった手紙が、すべてカラーで織り込まれています。少女の目線で、ユダヤ人だったゆえに味わった屈辱や悲しみ、そして、つらい時代に迷わず手をさしのべてくれた善意の人々や、地下抵抗運動の人々の姿をくっきりと伝えています。本書は、イスラエルの国立ホロコースト記念館のヤド・ヴァシェム賞(2007年)、優れた児童書に与えられるゼヴ賞(2008年)を受賞、2010年にはドイツ児童文学賞にノミネートされました。 【発行日】2011年10月 【ページ数】270ページ 【サイズ】15 × 21 × 2.2 cm ⚫︎⚫︎⚫︎他の書籍と併せてご注文の際は、恐れ入りますが【配送方法】をゆうパックまたは宅急便でご指定ください。