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著 タミ・シェム=トヴ
訳 母袋 夏生
【岩波書店紹介】
オランダに暮らすユダヤ人少女リーネケは,家族と離れ離れになり,遠い村の医者の家にあずけられた.食料不足や病気の恐怖,身元を明かさぬまま仲良くなった友だち,そして危険をおかしても守ってくれた善意の人たち.奇跡的に保管されていた父親からの愛情あふれる絵入り手紙(フルカラー)とともに,戦争の日々がよみがえる.
■内容紹介
「また、おうちで会おうね。戦争がおわったら、すぐに――」ナチス・ドイツの占領下。オランダで暮らすユダヤ人一家の末娘、10歳のリーネケは、家族とはなれ、遠い村の医者ドクター・コーリー夫妻の家にあずけられました。リーネケは、ドクターの姪として村の学校に通います。食料もままならない窮乏生活、いつだれがユダヤ人をかくまっていると密告するかわからない恐怖、友だちにも決して自分の本当の名前や家族のことを話してはならない孤独、両親や兄姉と会えない寂しさ。リーネケの心の支えとなったのは、ひそかに届く父さんからの絵入りの手紙でした。小さな本のように綴じられた絵入りの手紙は、リーネケの心を楽しませようとする父さんの遊び心と愛情に満ちあふれています。手紙9通は奇跡的に保管され、現在イスラエルのロハメイ・ハゲタオット記念館に展示されています。この本は、リーネケ本人(現在78歳)から1969年生まれの作家シェム=トヴが当時のこと聞いて物語にまとめあげたものです。折々に丸覚えてしまうほどくり返し読んで味わった手紙が、すべてカラーで織り込まれています。少女の目線で、ユダヤ人だったゆえに味わった屈辱や悲しみ、そして、つらい時代に迷わず手をさしのべてくれた善意の人々や、地下抵抗運動の人々の姿をくっきりと伝えています。本書は、イスラエルの国立ホロコースト記念館のヤド・ヴァシェム賞(2007年)、優れた児童書に与えられるゼヴ賞(2008年)を受賞、2010年にはドイツ児童文学賞にノミネートされました。
【発行日】2011年10月
【ページ数】270ページ
【サイズ】15 × 21 × 2.2 cm
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